■配電部■第67回澁澤賞受賞!配電部として11年連続!!

■配電部■第67回澁澤賞受賞!配電部として11年連続!!

 昨年11月17日、東京都内で第67回澁澤賞の贈呈式が行われ、東北電力ネットワーク配電部門の「中心水密型電線の開発・実用化グループ」が、第67回澁澤賞を受賞しました。

第67回澁澤賞を受賞!〜中心水密型電線開発・実用化グループが受賞〜

 澁澤賞は、 電気の保安・信頼度の向上について、有効なシステム、機械器具、工具、工法、その他施設などの発明・工夫、設計、施工を行い、実用化後3年以上を経過してその有効性を実証した取り組みを澁澤委員会(日本電気協会内)が表彰するもので、各界より認められている権威ある賞です。

 銅電線は、一般的に応力腐食により劣化し、最終的に断線に至るおそれがあります。今回受賞した「中心水密型難着雪(2ヶヒレ形)屋外用ビニル絶縁電線(SCWOW)」は、電線導体中心部のみを水密構造にすることで、雨水等の内部侵入を防ぐと同時に、被覆と接する導体外周部の水密構造を省略したことにより、被覆剥ぎ取りの作業性を損なわないという利点もあります。
 同電線は、2018年4月から東北電力ネットワークで全面導入され、従来の低圧電線に取り替わり敷設が進んでいます。

 贈呈式には、当時の開発・実用化に尽力した配電部 配電系統高度化G 万木 剛 主任(写真前段中央)、グループ戦略部門 人員・組織戦略ユニット 長嶋 友宏 主査(後段左)ほか、北日本電線の野呂 友樹さん(後段中央)と八巻 卓夫さん(後段右)が出席しました。

第67回澁澤賞を受賞!〜中心水密型電線開発・実用化グループが受賞〜 イメージ1

<受賞者より>
 今回澁澤賞を受賞できたのは、社内外の多くの関係者のご助力があってのことです。この場をお借りして御礼申し上げます。技術部門の人間として、常に第一線事業所に良いモノを導入できるよう努めておりますが、その成果が栄誉ある澁澤賞の受賞という形で評価され、大変うれしく思っております。本件の受賞に留まることなく、今後も第一線事業所の苦労を軽減できるよう、日々の課題解決に努めてまいります。

<編集部より補足です>
 受賞した電線は低圧線。高圧線には、先んじて、浸水を防ぐ構造を持つ電線を導入していました。約20年が経過し、有用性(腐食劣化による断線が発生しなくなった)が十分確認できたことから、低圧線にも浸水しない構造を適用することにしました。
 なお、以前の高圧線は、電線導体全体に浸水対策を施していたため、水密剤と被覆が密着し被覆を剥ぎ取る作業性が良くなかったことから、改良を志向。浸水メカニズムを徹底的に調査し、電線中心部への浸水が防止できれば効果が上がることを突き詰め、被覆剥ぎ取りに影響する電線導体外周部への浸水対策を不要となるよう開発を進め、2018年に実用化につなげることができたものでした。

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