BRIDGE探検隊
 ~電力システム部門総合技能大会~

BRIDGE探検隊 ~電力システム部門総合技能大会~

 3月6日から10日にかけて、「電力システム部門総合技能大会」が総合研修センターで開催されました。代表者94名が持てる力を発揮し、チームで技能・技術を披露。4年ぶりに行われた熱気あふれた大会の模様を動画とともにお届けします。

給電・変電・送電部門の精鋭が一堂に集合! 磨き挙げた技能・技術を発揮!

 「電力システム部門総合技能大会」は、日常業務や訓練で身に着けてきた技術力の向上、これまで経験してきた災害対応力の継承を図ることに加え、部門としての一体感醸成や士気高揚を図ることが目的。新型コロナウィルスの影響のため休止が続いていましたが、今年4年ぶりに開催することができました。
 競技参加者は、給電部門35名、変電部門28名、送電部門31名の合計94名。各支社と送変電建設センターがそれぞれチームに分かれ、日頃磨き上げた技能・技術を競い合いました。
 本大会では、ドローンを用いた競技項目を初めて取り入れたり、Teamsで競技の様子を配信するなど、大会内容の深化が図られました。

変電部門・送電部門の訓練当日を取材!その模様を中心に動画にまとめました!ご覧ください!(5分)

各部門の競技内容にフォーカス!

【給電部門】系統事故復旧
 各制御所の代表5名が、停電等の復旧対応を行いました。詳細なシナリオは非開示の状態で競技がスタート。情報共有やコミュニケーションを十分に行いながら、40分の競技時間のなかで、安全性・的確性・迅速性を競い合いました(写真は一部加工しています)。

【変電部門】66kV遮断器点検
 台風通過後の臨時巡視にて66kV遮断器上部に飛来物が確認されたとの想定のもと、各支社の代表4名が点検を実施。120分の制限時間のなかで、安全かつ適正に作業を実施できるかが求められました。

<競技内容>
 ①作業前打ち合わせ ②機器ロック確認・安全総点検・TBM-KY ③検電・作業用乙種設置取り付け ④66kV遮断器点検  ⑤作業用乙種接地取り外し ⑥作業受け渡し

 入念な打ち合わせの後、各チームが1つ1つ手順を確認しながら、正確に作業に取り組みます。一人ひとりが無駄なくテキパキと動く様子は、まさにプロフェッショナル。どのチームも複数人での指差し呼称や大きな声での掛け合いが行われ、会場は活気と熱気に溢れていました。

 災害時にはツイッターでの情報発信がより重要となることから、「社外発信力コンテスト」をあわせて実施。実際に撮影した写真は、東北電力ネットワークのツイッターアカウントで使用されました(こちらをクリックしてご覧ください

【送電部門】ドローンによる電線点検
 架空送電線で短絡事故が発生したとの想定で、事故個所の調査・点検のほか、その他異常個所の確認にドローンが使用されました。この競技には、各支社に加えて送変電建設センターも参加しました。ドローンを操作するのは、社内認定を受けたパイロット。確かな操作技術が求められます。また、事故個所近くでドローンの位置を俯瞰しながらパイロットに状況を報告する監視者も重要な役割を担います。円滑なコミュニケーション、チーム力がポイントになります。

 空中では、現在の位置やドローンの向き、風の強弱などの状況を読み取る3次元の感覚が必要となります。トランシーバで「エルロン、左」など専門用語を用いながら、パイロットと監視者が綿密に意思疎通。限られた航続時間のなか、事故個所へ慎重に近づいていきます。緊迫した雰囲気に包まれながら競技が行われました。

 障害コースを安全かつ的確に移動して飛行タイムを競う「ドローン飛行技能訓練」も同時に行われました。

参加者の声・探訪後記

 今回参加した代表者は、多くが競技大会に初めて参加した社員です。その代表者からは「今までの業務などの成果を発揮できた」「他支社の取り組みを見習いたい」「前回の課題を踏まえ、今回取り組んだ結果、制限時間内に終了することが出来た」などの感想を聞くことができました(その他の感想も紹介している動画をぜひご覧ください)。

 4年ぶりの大会は成功裏に無事終了。代表者は自分の職場に戻り、この大会で学んだ成果を共有し、水平展開していくこととしています。

 「停電を発生させない」「停電や非常災害の発生時には迅速に復旧する」。この使命は変わることはなく、そのための取り組みに終わりはありません。本大会の取材を通じて、その思いが強く伝わってきました。

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