令和6年能登半島地震の対応

第68回澁澤賞 2グループが受賞!

 1月1日、石川県能登地方を震源とする地震が発生し、新潟県では延べ6,778戸が停電。また、東北電力および東北電力ネットワークは、北陸地域の復旧支援を行う「能登半島地震復旧支援本部」を合同で設置し、北陸電力送配電へ復旧応援隊を派遣するとともに、被災地へ支援物資などを提供しました。

管内の設備被害および供給支障の対応状況

 1月1日16時10分頃、石川県能登地方で最大震度7の地震が発生。東北電力ネットワーク(以下、東北電力NW)管内においては新潟県長岡市の震度6弱をはじめ、新潟県内各地で震度5強を記録しました。本地震に伴い、新潟県において延べ6,778戸(最大4,156戸)の停電が発生しましたが、懸命な復旧作業により、1月2日18時50分に全て解消しました。
 また、新潟電力センター管内においては、液状化現象による電柱傾斜などにより、250基程度の電柱建て替えが必要な状況であり、5月末の改修完了を見込んでいます。引き続き自治体などとの連携を図りながら、新潟支社管内の社員・工事会社・委託会社が一体となって早期復旧に向け計画的に工事を進めていきます。

管内の設備被害および供給支障の対応状況 イメージ1

《主な設備被害数量(2/14時点)》

管内の設備被害および供給支障の対応状況 イメージ2

「能登半島地震復旧支援本部」の設置

 東日本大震災の際にいただいた多くの支援への“恩返し” と、能登半島地震による被災地への円滑な支援のため、東北電力・東北電力NW一体体制による「能登半島地震復旧支援本部」を1月4日に設置しました。

「能登半島地震復旧支援本部」の設置 イメージ1

北陸電力送配電への停電復旧応援

 北陸電力送配電の要請を受け、1月4日~1月31日の間、延べ994名の要員および延べ478台の車両を石川県に派遣し、輪島市内における電柱折損や断線などの改修、高圧発電機車による穴水町内の避難所などへの応急送電を行いました。

《派遣内容》

北陸電力送配電への停電復旧応援 イメージ1
北陸電力送配電への停電復旧応援 イメージ2
北陸電力送配電への停電復旧応援 イメージ3
北陸電力送配電への停電復旧応援 イメージ4

 加えて後方支援隊として、延べ130名を派遣し、現地における北陸電力送配電との調整業務をはじめ、食事の手配や仮設トイレの清掃、ゴミの回収・運搬などを実施し、復旧作業にあたる社員などをサポートしました。
 後方支援要員は事務系社員のみならず、電力システム部門(支社・電力センター)からも派遣。部門の垣根を越えて対応しました。

北陸電力送配電への停電復旧応援 イメージ5
北陸電力送配電への停電復旧応援 イメージ6
【インターネット上で寄せられた声の一例】
  • 応援隊の存在がとても心強いです。作業される皆さまも安全第一でお願いします
  • 今日東北電力からの車も見て、そんな・・・そんな遠くから・・・って感動しちゃった。能登のために本当にありがとうございます
  • 業務を終えて金沢に戻ってきた東北電力の車両見かけました。 ありがとう、ありがとう・・・
  • インフラに携わる人たちは本当に尊敬する。頼りになるね。
  • 高速道路走ってたら、むちゃくちゃ被災地に向けて走っている警察、消防、東北電力、重機を載せたトラックがいた。
    通り越す時思わず、「がんばれー!頼むぞ!」と声に出た。

被災地域への支援物資送付と義援金寄付

 被災地域への復旧に向けた支援は、応援隊の派遣にとどまりません。能登半島地震復旧支援本部では被災地域に対し、非常食やポータブル発電機の支援物資を提供するとともに、日本赤十字社を通じて義援金の寄付を行いました。

被災地域への支援物資送付と義援金寄付 イメージ1
※1 石川県を通じて被災地へ提供することとしており、受入先との調整が整い次第、送付を予定
※2 東北電力500万円、東北電力NW500万円
被災地域への支援物資送付と義援金寄付 イメージ2

更なる災害対応力の強化へ!東北電力NW全役員と応援派遣者によるオンラインミーティング

 東北電力NW全役員と応援派遣者によるオンラインミーティングを開催し、被災地への応援派遣対応者の所感や得られた知見を各事業所と共有しました。
 坂本社長は冒頭のあいさつで被災地の復旧応援に当たった方々に謝意を伝えるとともに、「災害はいつ起こるか分からないが、『備えあれば憂いなし』であり、リアルな情報を共有し、災害対応力を高めていただきたい」とミーティングの趣旨を説明。
 参加者からは「トイレ問題が深刻であり、集合場所や現地本部・作業場所には早めにトイレを設置していただきたかった」「後方支援隊には、作業者に寄り添った活躍をしていただいた。後方支援に当たっていただく方々のスキル継承、作業員が災害復旧に専念できる体制維持をお願いしたい」などの意見や要望が寄せられました。
 今回の復旧応援で得た新たな気づきや知見を反映しながら、災害対応力の一層のレベルアップを図っていくこととしています。

【第1回オンラインミーティング(1月18日)参加者】
◇配電部(配電企画)志田副長:第2陣本社隊長
◇仙台北電力センター(配電工事課)鎌田課長:電源車対応
◇郡山電力センター(配電工事課)秋山課長:設備改修対応
◇福島支社(総務広報)佐藤主査:後方支援対応

更なる災害対応力の強化へ!東北電力NW全役員と応援派遣者によるオンラインミーティング イメージ1

【第2回オンラインミーティング(2月13日)参加者】
◇山形電力センター(配電工事課)小野寺課長:設備改修対応
◇盛岡電力センター(配電工事課)遠藤配電主査:個別送電対応
◇いわき電力センター(配電工事課)佐藤担当:配電事務対応
◇古川電力センター(変電課)佐藤主務:後方支援対応
◇総務部(防災・危機管理)菅藤主任:後方支援対応

更なる災害対応力の強化へ!東北電力NW全役員と応援派遣者によるオンラインミーティング イメージ2

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