■電力システム部■2024年度「電力システム部門 総合技能大会」を開催

■電力システム部■2024年度「電力システム部門 総合技能大会」を開催 イメージ

 電力システム部は、3月12日~13日に、総合研修センター(福島県南相馬市)にて2024年度「電力システム部門 総合技能大会」を開催しました。

給電・変電・送電部門の精鋭が集結!節目の10回目

 「電力システム部門 総合技能大会」は、安全・安定供給に必要な専門知識と技術・技能を着実に継承するとともに、部門の一体感醸成・士気高揚を目的に2012年度より開催しており、本大会で10回目を迎えました。
 各支社から選抜された総勢105名の給電・変電・送電部門競技者が、昨年度に引き続き自然災害を教訓とした「レジリエンス強化」をテーマに掲げた各競技に対し、日頃から磨き上げた技術・技能を競い合いました。
 大会当日は、監督官庁や企業グループなど、社内外合わせて約80名が会場を視察し、山田副社長から競技者に向けて、「本大会で学んだ成果を自職場で共有するとともに、更なる災害対応力の向上に期待する」との言葉がありました。

給電・変電・送電部門の精鋭が集結!節目の10回目 イメージ1

【安全宣言】競技者一人ひとりが、安全確保を最優先に!

給電・変電・送電部門の精鋭が集結!節目の10回目 イメージ2

競技者への激励メッセージ【山田副社長】

給電・変電・送電部門の精鋭が集結!節目の10回目 イメージ3

全員集合 選ばれし者たちの挑戦 優秀賞を目指して!

給電部門の競技

【給電部門】テーマ:系統事故復旧 競技者:各制御所の代表 計28名
 悪天候時に続発した供給支障発生事故を競技ケースとして設定。競技者は、「当直内の情報共有とコミュニケーションの実施状況」、「安全・的確・迅速な停電などの復旧状況」について競い合いました。

給電部門の競技 イメージ1

変電部門の競技

【変電部門】テーマ:変電所浸水時における初動対応 競技者:各支社の代表 計28名
 昨今の台風などによる大雨被害の激甚化を受けて、より実務に即した実効性のあるテーマとして、大雨の影響による変電所の浸水被害を想定した初動対応に関する競技を実施しました。
 競技者は「被害状況を正確に把握し、簡潔明瞭に報告するスキル」と、「設備の復旧に向けた試験を基本ルールに基づき安全かつ正確に実施するスキル」を競い合いました。

変電部門の競技 イメージ1

送電部門の競技

【送電部門】テーマ:がいし取替・作業員救助 競技者:各支社の代表 計49名
 冬期間に電線に付着した多量の氷雪が一斉に落雪し、その拍子に電線が跳ね上がり、がいしと架線金具を覆っていた氷塊が落下。直下のがいしへぶつかり破損したことを想定した「がいし取替」と、電線上での点検作業中に低体温症により動けなくなったことを想定した「作業員救助」の競技を実施しました。
 競技者は、「段取りよく安全第一でがいし取替を遂行できるか」、「要救助者へ気遣いながら手際よく救助できるか」を競い合いました。

送電部門の競技 イメージ1

栄冠は どのチームに

全日程終了後、各部門の審査により、一番評価が高かったチームが「優秀賞」として表彰されました。
 給電部門:新潟制御所
 変電部門:岩手支社
 送電部門:福島支社

栄冠は どのチームに イメージ1

【優秀賞受賞チーム】給電部門 新潟制御所(左) 変電部門 岩手支社(中)送電部門 福島支社(右)

競技者の声

給電部門:新潟制御所チーム
 当直員の気づきを漏らさずにチーム内の情報共有とコミュニケーションに努め、さらに、場面ごとにチーム全員が立ち止まったことが的確かつ迅速な系統事故復旧対応に繋がったと確信しています。また、系統利用者状況を確認したうえで、上位機関へ迅速に情報発信することも重要な役割であると再認識しました。

変電部門:岩手支社チーム
 本番に向けた訓練を通して、日常業務の中で見落としがちな手順や連携体制の課題を洗い出すことができ、復旧作業の優先順位や代替手段の検討にもつながりました。特に、初動対応の迅速化や情報共有の方法については、実践的な改善点が多く得られ、今後の災害対応に直結する有意義な内容となりました。

送電部門:福島支社チーム
 今回のテーマのような作業をなかなか直営で実施する機会がない中、本番に向け練習に取り組み、個々の技術力の向上を図るとともに他電力センター参加者とのコミュニケーション醸成を図ることができたと感じています。

最後に

 競技者は、日頃の実務に加えて、本大会を通して練習を複数回重ねたことにより、本大会の目的である実働訓練・反復による技術力や災害対応力の向上に寄与できました。
 また、各部門の競技を相互に見学することにより、自部門では気づけなかった新たな知見を得るなど、電力システム部門全体としての一体感の醸成や士気の高揚に寄与できたことから、引き続き、本大会を継続開催していくこととしています。

タグから探す