東北電力ネットワークからのお知らせ

2022年 7月15日「スマートメーター通信ネットワーク管理システム」に係る「2022年度SAG賞」受賞について

 当社は、2021年3月に導入した「スマートメーター通信ネットワーク管理システム」について、米国Esri社が主催する「2022年度SAG賞(Special Achievement in GIS Award)」を受賞いたしました。

 SAG賞は、GIS (地理情報システム)のソフトウェア企業として世界有数の米国Esri社が設立した国際的な賞であり、世界30万以上の企業・政府機関・自治体・大学・研究機関等から、先進的かつ革新的なGISの取り組みによりコミュニティーや社会の変革に貢献した団体を表彰するものです。
 なお、日本国内では2004年度から選出されており、今年度は国内約25,000団体の中から1団体のみの受賞となります。

今回受賞した「スマートメーター通信ネットワーク管理システム」は、米国Esri社が提供する「ArcGIS」を活用し、GISによるスマートメーターの位置や通信経路等の見える化(地図表示)により、スマートメーター保守管理業務の高度化・効率化を実現しております。
これまで、スマートメーターの保守業務や通信障害時の対応において、当該設備の情報を確認・把握するためには、複数のシステムを参照する必要がありましたが、本システムの活用により、ワンストップでの情報把握が可能となり、業務の省力化につながっています。
 また、スマートメーターの通信障害が発生した際には、スマートメーターの通信経路や通信状況、衛星写真を同一の地図画面に表示させることで、机上にて原因予測や対策を事前に検討することが可能となり、保守業務の効率的な運用にもつながっています。

 当社といたしましては、本システムの活用を通じて、スマートメーターの保守業務に係る品質向上と効率化を図るとともに、今回の受賞を励みにしながら、引き続き、様々な技術や知見を活用し、電力の安定供給にしっかりと取り組んでまいります。

以上