3.再生可能エネルギー導入拡大に向けた主要な工事
再生可能エネルギー導入拡大に向けた主要な工事について
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、再エネ導入拡大およびエネルギー供給の強靱化の両立を目指し、東北東京間連系線に係る広域系統整備計画や東北北部エリア電源接続案件募集プロセスに基づく大規模な基幹系統整備工事を鋭意進めております。

3-1.東北東京間連系線に係る広域系統整備計画
本計画は、東北東京間連系線を2ルート化するものであり、広域系統整備計画として電力広域的運営推進機関において策定され、当社が事業実施主体として建設工事を進めております。
今回の2ルート化により、運用容量※が605万kWから1,028万kWに拡大され、再生可能エネルギーの導入拡大や電力の広域的取引の拡大、大規模災害時の安定供給に貢献します。
- ※運用容量は系統や需給の状況によって変化
3-2.東北北部エリアにおける電源接続案件募集プロセス
東北北部エリア※において、再エネ電源の系統連系希望が増加し、系統の空容量が不足する状況となったため、2016年10月に電力広域的運営推進機関主宰のもと、本募集プロセスが開始されました。
2021年3月に希望者および接続容量が確定したことから本募集プロセスが完了し、約390万kWの系統連系希望者(再エネ電源)と、基幹系統整備計画が確定しました。
当社は、この整備計画に基づき、建設工事を進めております。
- ※東北北部エリア:青森県全域、岩手県全域、秋田県全域、宮城県の気仙沼市全域と本吉郡南三陸町全域
3-3.北海道本州間連系設備に係る広域系統整備計画
本計画は、電力広域的運営推進機関において北海道本州間連系設備の更なる増強(既存の設備容量90万kWから120万kW)による、広域的な電力取引の活性化に加え、北海道エリアの供給信頼度向上や更なる再生可能エネルギー導入拡大などを目的に、広域系統整備計画として策定されました。
当社エリアでは、広域系統整備計画に合わせて経年劣化対策工事も実施することとしており、青森変電所(青森県青森市)~今別幹線No.160鉄塔(青森県外ヶ浜町)の送電線の張り替えを行い、送電容量の増大等を図るものです。