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健康影響に関する評価
米国国立環境健康科学研究所(NIEHS)
−RAPIDプロジェクト リンク
米国国立環境健康科学研究所
NIEHS:National Institute of Environmental Health Sciences
米国国立環境健康科学研究所は、米国厚生省(DHHS)を構成する機関の一つである米国健康研究所(NIH)の下部機関であり、多くの分野にわたる生物医学的研究や広報活動などを行う研究機関です。
RAPIDプロジェクトは、米国国立環境健康科学研究所が主管庁となり、1993年〜1998年の6ヶ年間の歳月をかけて米国において行われました。
米国国立環境健康科学研究所(NIEHS) 報告書 1999年6月
米国国立環境健康科学研究所(NIEHS)は、米国における電磁界の健康影響に関するRAPIDプロジェクトにおいて、320編の研究論文を評価し最終報告書をまとめました。
その結論は以下のとおりです。
- 電磁界のばく露が、何らかの健康リスクを提起するということを示唆する科学的証拠は「弱い」。
- 疫学研究の価値を完全に無視して電磁界ばく露が絶対に安全であると認めることはできない。
- 磁界ばく露の低減など、積極的な規制の検討を正当化するには不十分である。
- 電磁界に関する基礎的な研究を継続していくべきである。
NIEHS報告書に対する全米科学アカデミー(NAS)の見解
全米科学アカデミー(NAS)は、米国エネルギー省(DOE)からの依頼に応えて、環境健康科学研究所(NIEHS)やエネルギー省(DOE)の管理・監督のもとに実施されたRAPIDプロジェクトの内容評価をおこないました。
この結果を、1999年5月に約100ページのレポートに取りまとめて発表しています。
- RAPID計画で得られた結果は、1996年の全米科学アカデミーの結論である「現在得られる証拠は、電磁界へのばく露が人の健康への障害となることを示していない。」と一致している。
- RAPID計画の結果は、電気の使用が、健康に対する未知の悪影響を及ぼすという主張を支持しない。
- 電磁界の細胞や動物への影響に関する基礎研究は継続すべきであるが、これら研究に対する特別な財源確保は不要である。
NIEHS報告書に対する経済産業省の評価
NIEHS報告書の結論に対して、経済産業省(当時通商産業省)は、以下のような考えを示しています(1999年7月15日 電気新聞)。
1993年の「電磁界影響に関する調査・検討報告書」に示された、(1)現時点において、居住環境で生じる商用周波電磁界により、人の健康に有害な影響があるという証拠は認められない、(2)現時点において、人の健康への影響を考慮した商用周波電磁界に関する規制や基準を緊急に策定する必要は小さいと考えられるとの結論について、特段の変更が必要であるとは考えていない。
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