疫学研究
電磁界に関する研究事例
米国国立がん研究所の疫学研究
居住環境における磁界ばく露と小児の急性リンパ性白血病
米国国立がん研究所のリネ博士が中心となり、磁界と小児白血病の関連を調査するため、疫学研究(症例−対照研究)が実施されました。
研究の対象となったのは、15歳未満の子供1,258人(症例数638人、対照数620人)で,その結果が、The New England Journal of Medicineの1997年7月号に発表されています。

研究結果
- 急性リンパ性白血病のリスクと、時間平均した住居での磁界レベルには、関連性がなかった。
- 0.2μT以上の磁界レベルで、急性リンパ性白血病のオッズ比は、1.24(95%信頼区間0.86−1.79)であった。
- 最も高いワイヤーコードに居住している子供において、急性リンパ性白血病のリスクは、上昇しなかった(オッズ比0.88(95%信頼区間0.48−1.63))。
結論
高い磁界レベルや高いワイヤーコードとなる住居に住むことが、急性リンパ性白血病のリスクを上昇させるとはいえない。
米国国立がん研究所 リンク
米国国立がん研究所は、1937年にNational Cancer Actにより、健康福祉省の下部組織として設立された研究所で、がんに関する研究・訓練・情報提供等を推進している。
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