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健康影響に関する評価
英国放射線防護局(NRPB)
英国放射線防護局
NRPB:National Radiological Protection Board
1970年に制定された放射線防護法に基づいて設立された政府から独立した機関です。英国における放射線(電離・非電離)防護に関する研究、調査活動、および放射線防護に関して政府に対する勧告(法的な拘束力はない)の作成を行ってきました。
※英国放射線防護局は、2005年4月1日に英国健康保護局(HPA:Health Protection Agency)と合併し、その放射線防護部門(RPD:Radiation Protection Division)に引き継がれました。2013年4月に、HPAは英国公衆衛生庁(PHE: Public Health England)の一部となりました。
超低周波(ELF)電磁界とがんのリスク(2001年3月)
国際がん研究機関(IARC)は、2001年6月、静的および超低周波電磁界の人への発がん性リスクについての評価結果を公表し、2002年3月にモノグラフ(専門書)を発刊しました。
- 実験的研究では、超低周波電磁界ががんを生じさせる能力を有することを示す確かな証拠は得られていない。
- 人を対象とした疫学研究でも、一般に超低周波電磁界ががんを誘発するとは示唆されていない。
- 高レベルの商用周波磁界への長期的なばく露が小児白血病の僅かなリスクと関連していることを示す疫学的証拠が幾つかある。
しかし、成人の発がん作用についての明確な証拠がないこと、および、動物や細胞についての実験結果のもっともらしい説明がつかないことから、電磁界が小児白血病を誘発するという結論を正当化するほどには、この疫学的証拠は現時点では強くない。
ただし、この証拠が偶然あるいは現時点では確認されていない人工産物によるものであるということが、更なる研究によって示されない限り、長期間の強い磁界ばく露が小児白血病リスクを増加させるという可能性は残されたままである。
電磁界のばく露制限に関する勧告(2004年3月)
英国放射線防護局(NRPB)は、2004年3月に、政府に対してイギリスの電磁界政策に関し、以下のような勧告をしました。
- NRPBは、イギリスが、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)のガイドラインを採用することを勧告する。
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